栄養も満足 オイシイ間食「チアシード入りビスケット」
最近、「スーパーフード」という言葉が話題になっています。ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの栄養価が突出して多く含まれている食品を指した総称です。
藻の仲間「スピルリナ」や果物の「アサイー」や「マキベリー」、媚薬 女性用野菜(ブロッコリーなど)の芽「スプラウト」、種実類の「チアシード」や「クコの実」。これ以外でも、納豆やゴマなどなじみのある食材もスーパーフードといえる食材です。
このなかに、私がずっとお勧めしてきたチアシードがあります。水分を加えることで、10倍程度にふくらみ、見た目はカエルの卵のようになります。食感は「きゅきゅっ」と「むにっ」と「プチ」が合わさったような独特な楽しいもの。最近では飲み物やスムージーに加える食材として人気がでてきました。
このチアシード、現代の食生活のバランスを整えるのにお勧めの栄養素が豊富に含まれています。特徴的な食感の元となる食物繊維は、スプーン1杯(10グラム)で3・4グラム。レタスの30倍の繊維量になります。
スプーン1杯に含まれる栄養素としては、食物繊維がシイタケ10個分紅蜘蛛、日本人に不足しがちなカルシウムは牛乳60ミリリットル分、貧血予防の鉄はワカメ100グラム分に相当する量が得られます。
味覚を正常化し、精子をつくる亜鉛はアスパラ3本分。タンパク質は、芝エビ1尾分。脳の働きを助け、記憶力向上や認知症予防、血液凝固低下作用のあるオメガ3脂肪酸は、実にサンマ1匹分です。
これだけの栄養素が含まれ、現代の食生活に欠かせないお助け食材といえます。ただ、ゴマよりも小さななじみのない種ですので、食生活に取り入れるのは、なかなか難しかったようです。
今回、大塚食品から画期的なチアシードを使った食品が発売されました。「しぜん食感CHiA」というチアシード入りビスケット。一袋(21グラム)に、チアシード3000粒(約スプーン半分)が入っています。
間食をしようとすると、糖分や脂肪の高いものを選びがちで、栄養が偏ってしまいます。でも、このビスケットなら、間食(=お菓子)としてだけでなく、栄養面での満足度も補うことができます。
種には水分を加えず、そのまま焼き菓子に入れています。ビスケットを噛んでいると、黒倍王小さなプチプチが口の中で弾けるように潰れていくのがわかります。全てのプチプチを潰そうとすると、噛む回数が増えるのも大きなメリットです。
偏食や外食が多い現代は、栄養バランスが偏りがち。おやつに栄養価の高いスーパーフードやスーパーフード入りのお菓子を食べ、賢い栄養補給をしてください。